
ディーゼルで動く列車が終点で止まるフアランポーン駅、通称バンコク駅は、まるで1960年代の上野駅のようにも見えるし、駅を越えた別世界への入り口のようにも見える、味わい深い駅でした。
上野駅を彷彿とさせる国鉄バンコク(フアランポーン)駅
国鉄フアランポーン駅、いわゆる「バンコク駅」に着くと一気に乗客が降りて行く。
降りて行くときにはドアの脇にあるスイッチを指で押してドアをあける。
上野駅を彷彿とさせる雰囲気のフアランポーン駅は天井がものすごく高くて広々とした空間だった。
実際、タイの地方の労働者が仕事のためにはるばるたどり着く駅らしいので、そういう点もちょっと1960年代の上野駅っぽい。
ディーゼルで動く列車が音を立てながらホームに入ってきてる。
しばし駅の中を歩いてみたんだけど、見れば見るほど建物自体が本当に上野駅を思い出させられる感じがするのだった。(上野駅って言い過ぎ笑)
レトロ感がすごかったバンコク駅(フアランポーン駅)構内
味と情緒と風情があり、すごくいい駅だなぁと思う。
単なる駅という機能の空間というだけでなく、もっとなんだろう…異世界への入り口みたいな雰囲気を感じる空間だった。
フアランポーン駅の構内の真ん中には大きな肖像画がドンっ!と掲げられている。
地元のタイ人も当然たくさんいるし、オレンジ色?袈裟をきた僧侶やバックパッカーもよく目にした。
レトロな建物の中にはダンキンドーナッツなどもあり、ちょっとした馴染みのあるものを食べるのにも困ることはなさそうだ。
駅の中には黄金の仏像が祀られていたり、そのすぐ脇にはなぜかちょっとしたゲーセン(しかもレーシングものオンリー)があったりするして「これがタイかぁ」と何かと新鮮な感じがした。

次回はフアランポーン駅から歩いて旧市街のゲストハウスへ移動した話です。
つづくっ!
今回はバンコク(フアランポーン)駅のレトロ感を味わった旅行記です。