
今回は、バンコクの王宮寺院から「バックパッカーの聖地」と呼ばれるカオサン通りまでタクシーもトゥクトゥクも使わずに歩いて行ってみた3分で読める旅行記です。
歩くことにしたのは、グーグルマップで調べると歩ける距離かなという感じがしたのと、道が非常にシンプルに行くことができるとわかったからです。
と言いつつ本当は、ボッタクリのタクシーとトゥクトゥクに乗る事に、この時はまだびびってただけなんですが。
それではどうぞ♪
ワットポーからカオサン通りへ向かうことにした
ワットポーを出ると時間はとっくに15時をすぎていたので、ワットプラケオや王宮を見ることはできなかった。
近くの旧市街を散策する時間もなさそうだったので、予定を変更してカオサン通りに向かうことにする。
(もう見れないかなとその時には思ったけれど、結果的には後日ワットプラケオや王宮、旧市街を観光する機会に恵まれた。)
王宮・寺院とカオサン通りはバンコクの中では近いエリアにある。
なので昼王宮寺院をみて夜カオサンに行くと効率的に旅を楽しめると思った。
王宮寺院周辺からカオサンまでトゥクトゥク使わず歩くことにした
ワットポーから大通りのサナーム・チャイ通りを歩き始めると、すかさずトゥクトゥクの運転手が「どこいくんだ?つれていくよ」と声をかけてくる。
地図で見た感じ数キロありそうだっただけど、道はとても簡単だったので土地勘を持ってみたいのもあり、僕は歩いて行くことにした。

カオサン通りまでワットポーから歩いて行く道は、ほとんどまっすぐ行けばいいだけなので簡単だけど、距離は1〜3キロある感じでただの広い大通りがひたすらつづくだけ。
なのでちょっと修行のような感じだった。
そういえば、横浜で暮らして渋谷の大学に通っていた頃、渋谷から青山通りを歩いて原宿や明治神宮外苑を経由して千駄ヶ谷まで歩いたり、下北沢から中目黒や代官山を経由して渋谷に行ってみたり、千駄木から上野を経由して御茶ノ水や神保町まで行ったり、やたら歩き回っていたことがあったなぁ、と当時の感覚がちょっと蘇った。
あとヘンリー・ミラーの『北回帰線』ていう1930年代フランスの色気のある伝説の自伝的旅小説で、ヘンリーミラーがやたらとパリを歩き回っているのを読んだのも影響されてるのかも。
王宮・寺院周辺からカオサン通りへ行くならトゥクトゥクなどがすぐに拾えて便利だけど、観光地ということでぼったくりも多いのでその点は少し注意したほうがいい。
ただ、サナーム・チャイ通りをしばらく歩いて行くとトゥクトゥクも捕まえづらくなるので、乗るならやっぱり王宮・寺院周辺で拾った方がいいだろう。

次回は果物大国のタイ・バンコクで、おなじみの屋台のカットフルーツを食べてみた旅行記です。
つづくっ!
CAKE『Prolonging the Magic』
Lali Puna『Scary World Theory』
細野晴臣『コインシデンタルミュージック』