
今回は、「アユタヤのアンコールワット」と言われる「ワット・プラ・ラーム」を訪れた旅行記です。
周囲の半分が池に囲まれているのでアンコールワットを彷彿とさせる雰囲気があるのだとか。
アユタヤ遺跡の中心部にありながら、何故か観光客は僕1人だけでした。その分、落ち着いてじっくりと遺跡を見てまわれたのでよかったです♪
よかったらアユタヤ観光の参考にしていただけたらと。
それでは、どうぞ!
アンコールワットに似たワット・プラ・ラームを歩いてみた
「ワット・ナープラメーン」からまた州立公園のところまで戻って来くると、割としっかりと歩道があり、緑豊かな光景が広がるので少しホッとした。
レンタサイクルの返却の時間まで限られているので、州立公園の周囲の遺跡を1つ回って戻ることにした。
それで選んだのは「ワット・プラ・ラーム」という遺跡だ。
入って右側のチケット売り場の手前にある駐輪場に自転車を止める。
チケット売り場女性が気さくに声をかけてくれた。
アユタヤ遺跡のほぼ中心の位置にあるのに何故か僕以外観光客は見当たらなかった。その分、スタッフの女性も親しみを持って接してくれやすいのかもしれない。
境内にはいると正面に大きな仏塔がそびえ立っていて、なかなかに壮観だった。
大きな仏塔の前には仏像が祀られているけれど、無罪に頭部や腕を破壊された姿は、やっぱりちょっと異様な感じもする。
それはも殆どホラーと言ってもいいくらいだ。
生々しい恐ろしさのような何かを感じるのだけど、こんな露骨な暴虐の記憶のある場所って、日本ではほとんど見ることはできないのではないだろうか。
雨に濡れて髪もボサボサのワタクシ。
気温が高いので濡れてもすぐに乾く。
遺跡の境内の中をグルリと歩いてみることにした。
ワット・プラ・マハタートなどと比べてそんなに広いところではないので、割と気軽に回ることができる。
この「ワット・ナープラメーン」は周囲の半分を池に囲まれているため、アンコールワットのような雰囲気があるそうだけれど、アンコールワットにまだ行ったことのない僕には「へぇ〜」くらいしか言えないのだがw
遺跡の姿が残っているのでそこに安置されている仏像が、まさにこの場所で破壊されたのかな?という想像力を刺激されたりした。
ただ、ちょっと他のこの種の遺跡との違いが僕には全くつかず、正直どれも同じに見えて来た汗。
アユタヤ遺跡でおなじみの象乗りに遭遇
ひととおり「ワットプララーム」を散策して出てくると、観光客を背に乗せた像が道路の歩道を悠々と歩いてくるのに遭遇。
ここからレンタサイクル山では自転車で30〜40分くらい。
バンコク行きの列車の時間を考えても、もう戻ったほうがいいと判断した。
結局、空の下に涅槃像が悠々と横たわる「ワット・ローカヤースッター」もアユタヤの雄大な景色を一望できる「ワット・プーカオ・トーン」を今回は残念ながら見ることができなかった。
ただ最初からイメージしていた程度の観光は、雨に泣かされたとはいえできたので、悔やむのはやめておこうと思う。
何回でもくればいいし、これでもう一生これないとは思わない。
けれど、もし誰かがアユタヤ観光するなら、一泊して2日くらいかけて回ることを人にはオススメするかもしれない。
その時間が取れず日帰りにするなら、やはり早朝から出発したほうがいいだろう。

次回はアユタヤ市街を自転車で散策したら大変だった件と、戻りの渡し船に乗った旅行記です。
つづくっ!
プライマル・スクリーム『Give Out But Don’t Give Up:The Original Memphis Recordings』(2018/1994)
Nick Hakim『Where Will We Go,Pt.2(EP)』(2014)
UA『11』(1996)