
今回は、アユタヤ市街の路地や道路を自転車でアミダクジみたいにジグザグに進んでみたら、めっちゃ大変だった話と渡し船から見えるパーサック側の光景、船の料金所に気付かず無賃乗車しかけた旅行記です。
それでは、どうぞ!
この記事の目次
わざと遠回りでアユタヤ市街地をサイクリングしたら移動が大変だった
パーサック川の手前にあるレンタサイクル屋と船乗り場までは広い市街地がありそこを自転車で通っていく必要がある。
この市街地は碁盤の目のように道が伸びていた。この市街地の道を一本ただまっすぐ進むだけだと、ちょっとつまらないような気がして来て、ジグザグに回ってみたい遊び心が芽生えて来た。これが間違いのもとだった。
実際に進んで見ると、来たときと比べ物にならないくらいどの道路も交通量がとても激しくなっていたのだった。
来た道だけがサイクリングしやすかったのか、それとも時刻によって交通量が変わるのかはわからないが、とにかく常に自分の周囲360度に注意を払いながら自転車を走らせなければならなかった。これが本当に大変だった。
周りを見ても自転車を漕いでいる人なんて自分以外誰もいない。自転車を漕いでいる僕を珍しそうに見る人もいるくらいだった。
思うようになかなか前に進めなかったが、それでも最終的には無事、船着場側のレンタサイクル屋までたどり着くことができた。
アユタヤのレンタサイクルを返却し、パーサック川をわたる
レンタサイクル屋に到着。使ってた自転車を返却した。
来た時と打って変わって、夕方前になるとこの辺りはとても静か。
船乗り場に向かう。
船乗り場の降り口の床がただの鉄?で雨に濡れるのものすごく滑る。
みんな必死に手すりにしがみつき慎重にゆっくりと下へ降りていく。
ちょっとこわかったw。
さ、対岸へ向け出発♪
戻る時もやっぱりパーサック川を渡ると旅してる感があって妙にテンションが上がるのだった。
対岸の船の発着場に到着。
船乗りがまず最初に降りる。
そして乗客がワラワラと降りていった。
その後はすぐに次の乗客が乗船していく。
アユタヤのパーサック川の渡し船を、また無賃乗車しそうになる
写真は、パーサック川のアユタヤ駅川の船乗り場から上がって来たところ。
写真右側に料金所がある。
どうやら行きも戻りも、乗船の料金はパーサック川のアユタヤ駅側にあるここ一箇所のみらしい。
あまりにも目立たないため、来るときにはきずかずに素通りしそうになったのだけれど、戻る時もうっかり素通りしそうになった。
写真の左側のバイクにまたがった男性が声をかけてくれたので気がつくことができた。
チケットは乗り場でスタッフがするものという思い込みが失敗の元になっているなぁと思う。ここではもっとプリミティブなやり方なのだ。
ここで船の料金を支払えばいい。
無賃乗車しそうになってお騒がせしました。。
アユタヤに向かうときには激しかったトゥクトゥクの運ちゃんの声かけが、もうすっかりなくなっていた。
それもそうだ。夕方が近づいて一日が終わろうとしているから、今日はもうアユタヤを観光する人は現れないのだから。

次回はアユタヤ駅で列車待ちしていたら、18時に流れるタイ国家に人々がピタッと直立で静止しているのに遭遇した旅行記です
おたのしみにっ!
石橋英子『car and freezer』(2014)
Helios『Ayres-Instrumental』(2010)
ペンギンカフェオーケストラ『Penguin Cafe Orchestra』(1981)