
今回は、メークロン市場に列車が入ってくるのを目の当たりにした旅行記です。
が、なんと列車が来た時の写真を撮り忘れるという痛恨のミス、、。
(この後に行ったアムパワー水上マーケットから3時間後に戻って来て、その時にやっと撮影に成功しました。
なので、メークロンに入ってくる列車の写真についてはもうしばらくお待ちください)
テキスト文章で列車が入ってくる前の市場の様子を紹介しているので、よかったら旅の参考にしていただけたらと。
それではどうぞ♪
列車がメークロン市場に来る時間が近づいてくる
少しの間、市場を散策していると時間が来てメークロン 駅から電車が市場へ向けてついに動き出した。
まずはタイ語と英語で「電車がくるから皆さん気をつけて場所を空けてください。危ないので無茶しないでね」的なアナンスが聞こえてききて、なんとなく落着かない雰囲気になる。
僕にはなぜだかそのアナンスが日本のどこにでもある鉄道の駅ような事務的なアナンスと同じ感じはしなかった。
そこがメークロン市場という特殊な場所だから普通はアナンスなんか気にしないけどここでは心から心配しているから、万が一の不幸な事故が起こらないように、切々と呼びかけているように僕には聞こえたのだった。
にわかに湧きたつ多様な人種の観光客たち

同時に市場の人たちが線路周辺のスペースを開けたりテントの屋根をたたんだりして、要領よく電車が通るスペースを作り、観光客は正規の瞬間がくるのを待ち構える。
スマホや一眼レフカメラを構えて構図を確かめる人や自撮り棒でなんとかセルフィーにトライしようとする人などがどこからともなく現れる。
市場のおばちゃんが観光客に「そこだと危ないからこっち側に行ったほうがいいよ」ということを、声にせずにわかりやすいジェスチャーで手慣れた感じで、見事なほど伝わりやすく呼びかけたりしている。
そうして市場全体が体制が整ってきた雰囲気になったのとタイミングを同じくして電車がいよいよゆっくりと慎重な様子で姿を表して近づいてくる。
列車が来るのを撮影できてなかった痛恨のミス。でも迫力は満喫

それはなかなか感動的で迫力のある光景だった。僕はとてもじゃないけれど、近づいてくる電車を背景にセルフィーを取る余裕はなかった。
さらにいうと、あとで気がついたのだけど写真や動画を取ることも、あろうことか忘れてしまっていた。
それに実際に目の前に電車が来たときのその近さと行ったらなかった。文字通り目の前をゆっくりと走っていく。
見上げると電車の窓からは逆にこっちを見物している乗客たちがいて中には手を振ってくれる人なんかもいた。彼らからもこちらが非日常でマジカルな光景に見えるのだろう。
それはほんの数分の出来事だけれど、その場にいた観光客はみんな満足そうな表情をしている人が多いように思う。

僕も、ネットや雑誌で見た景色が目の前にあることに現実感がなかったと同時に、実際に体験したメークロン 市場の電車の通る雰囲気の生々しさを感じで、信じられないような気持ちを楽しんでいた。
うっかり写真と映像を撮影するのを忘れてしまったがそこまで慌てたり落ち込んだりはしなかった。
なぜなら、3時間後の電車の登場も見学しようと決めていたからだ。
ロットゥに乗った時点でもう11時の電車には間に合わないと思っていたので、プラン変更した。
11時半頃の電車を見た後、アムパワー水上マーケットを散策して14時前に戻り、14時半頃にもう一度電車の見学をしてバンコクのゲストハウスに17時くらいには戻る計画に変えたのだ。
なので14時半にしっかり撮影できればOKだし、もし万が一そのときまた取り逃がしてしまっても、次はすぐ後の30分後にまた電車が来るので、あと2回はチャンスがある。
ということで、一旦メークロン 市場を離れてアムパワー水上マーケットへ向かうことにした。

次回はメークロン市場からアムパワー水上マーケットへ行くために、ソンテウ乗り場まで歩いて向かった旅行記です。
つづくっ!
Pau McCartney Wings『Band On The Run』(1973)
Mocky『Key Change – Japan Version』(2015)
Isan『Salamander』(1999)